【必読】ファンが集まるコミュニティを作るためのブランディング講座
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]こんにちは、株式会社女子マネの中里桃子です。 [/say]
副業解禁になり、自由な働き方ができる「個人」の時代になったとよく耳にするようになりました。
私自身も、これからは、個人が「場」をつくり、
「活動するメンバー」を育むことのできる”個人の時代”であると
コミュニティの専門家として思っています。
でも、
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/10/スクリーンショット-2018-10-07-18.27.07.png” name=“参加者” type=”l “]「個人の時代」ってなに? 具体的に何をどうすればいいの?[/say]
って思ったりしませんか?
ピラミッドのトップが支配するヒエラルキー構造がどんどん崩れて今の時代
では、”横”の仲間をいかにつくるかが大事です。
そうした仲間を作っていくためには、既存の役割や肩書きを当てにするのではなく、
”自分らしさ”で人と繋がっていくことが必要です。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]「自分らしさ」をきちんと言葉にして、「あなた」というブランドを創る! [/say]
それがこれからの時代、個人で活躍していくための柱となります。
その柱を作って2019年を駆け抜けよう!ということで、
『優しすぎるあなたがお金持ちになる方法』の著者、吉武大輔さんを講師にお招きし、
『オンラインサロン超活用術』『オンラインサロンのつくりかた』の著者である私、中里桃子がコラボで
【自分らしさをブランド化して、ファンをつくりコミュニティをつくる講座】
というテーマのワークショップを年始に開催しました。
【前半】吉武大輔さんパート「自分らしさをブランド化する方法」
【後半】中里桃子パート「ファンをつくりコミュニティをつくる方法」
という2部制でお送りしたそのワークショップの模様をレポートしていきたいと思います。
第一部:自分らしさをブランド化する!
前半は、吉武大輔さんに「自分らしさのブランド化」というテーマでのワークショップを開催して頂きました。
まずは、大ちゃん、こと、吉武大輔さんのプロフィールをご紹介しますね。
吉武大輔(YOSHITAKE DAISUKE)
IMAGINE INC. 最高経営責任者(CEO)
一般社団法人アクセスリーディング協会 代表理事
7つの習慣®実践会 認定ファシリテーター
MBA(経営学修士)
1986年 山口県出身。18歳の時に英語の教員を目指して上京するも、大学在学中の2000人以上の人との出会いをきっかけに、卒業後1年間の準備期間を経て独立。
世界No.1マーケッタージェイ・エイブラハムのマーケティング理論・ランチェスター戦略・ドラッカー理論・7つの習慣・経営学修士(MBA)など現実的成果を生み出す経営戦略と、スピリチュアル・陽明学・九氣方位学・奇跡のコース・エネルギーワークなど精神世界と呼ばれる領域の両方を幅広く探求し、現実と精神を融合した独自のビジネス理論・コンサルティング手法を確立。
日本全国にクライアントを持つ異色のコンサルタント。
過去の累計相談件数は7700件を超え、売上規模(年商数十万~十数億円)、業種業界、個人法人問わず、幅広いビジネスやコミュニティに関わりながら、現実世界と精神世界の橋渡しをミッションに全国で講師・講演活動を行っている。
目に見えない世界や抽象的な概念を分かりやすくかつ論理的に説明し、マーケティングを中心とした経営戦略を設計することを得意とする。
座右の銘は、Everything’s gonna be alright.
著書『やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方』
オンラインプラットフォーム『“新しい今”をつくるIMAGINER(イマジニア)』
吉武さんは人生も事業も両方ともバランスよく生きていけるようにサポートする活動をされています。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]「幕賓(ばくひん)として次世代のリーダーの相談役になる」
これが自分のミッションです! [/say]
私と吉武大輔さんとの出会いのきっかけは、「本」の企画。
フォレスト出版社さんに本の企画を持っていったら、既に同じコンセプトの本がでたからダメと言われました。
実のその同じコンセプトと言われたのが大ちゃんの著書『やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方』だったんです↓
一時期、自分のスター性を発揮してSNSで発信して起業する、という方法が流行っていましたが、
吉武大輔さんのこちら本は、No.2であったり、下支えする人が、どうやって自分らしくお金を稼いていくか、豊かになっていくかについて書かれている、とっても素敵な本です。
そのように、無理をしないで自分らしさを出してファンをつくるプロセスを今回のワークショップでお伝えしていきました。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”r ” ]それでは、吉武大ちゃん、よろしくお願いします! [/say]
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]はーい、よろしくお願いします! [/say]
言葉の”定義”を曖昧にしていませんか?
今日のゴールは
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]自分(事業)をワンフレーズで説明できるようにすること [/say]
ブランディングも本当に奥が深いのですが、まずはブランドの基本として、
- 自分(事業)をワンフレーズで説明するとしたら、どうやって説明するのか?
- 「あなたは何をやっている方ですか?」と言われた時になんと答えるのか?
このフレーズを持って帰ることが今日のゴールです。
例えば、「幸せになりたい」って皆さん思いますよね?
でも、幸せの定義をちゃんと考えている人は少ないんです。
「起業して成功したい」と言っていたとしても、それぞれ起業や成功のイメージが違うはず。
みんな、なんか幸せになりたい、なんか豊かになりたい、なんか成功になりたい、と漠然と思っていて、言葉の定義が曖昧な方が非常に多いです。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]それはレストランで「なんか美味しいものください」と言っているのと一緒 [/say]
定義を明確にすることは、精神世界や心のこと、抽象度の高いことを勉強する人には重要なことです。
コンサルの仕事をしたり、ブランディングやプロモーションをお手伝いする時は必ずこの定義を明確にしています。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]私も言葉に自分なりの「定義付け」「意味付け」をすることを大事にしてます。[/say]
ここで自分なりの「自分らしさ」と「ブランド」の定義をするワークとシェアを行いました。
ちなみに、私、吉武大輔の「自分らしさ」の定義はこちらです↓
吉武大輔の自分らしさの定義 『真のアイデンティティを発揮している状態』
→アイデンティティの定義「誰にとってどんな存在で在りたいのか」
meからweの時代へ
今、一人でワークしても求めるものに到達しない世界に時代が入っています。
これからはワークをして出たものをシェアをしていくこと、他の人の発言も受け取っていくことが大事です。
それを当たり前にしていかないと、人の発言も聞けない、人前で発言することも怖くなり、どんどん一人の世界に入ってしまいます。
それを「MEの世界」と呼んでいます。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]これからは「ME(自分だけ)」をひっくり返して「WE(私たち)」の世界に生きていきましょう! [/say]
私はこうしたい
私のやりたいことは〜だ
私の成功とは〇〇だ
ではなくて、
”私たち”は〜をして生きていきたい
”私たち”は〇〇な世界に向かっていきたい
”私たち”が生まれた意味はこういうものだ
という風に、
主語をWEに変えて、自分がワークして出したものを人と分かち合うことをぜひ習慣付けてください。
「一人では到達できない世界がある」
「自分が全てと繋がっていて、自分の大切な人たちと自分は一つ」
ということを体感してから、とても大切にしている考え方です。
ブランドとは何か?
それでは、次はブランドについて掘り下げていきたいと思います。
ブランドとは、自分にしかできない約束(他者との違い)
と私、吉武大輔は定義付けています。
人は好きなブランドに対して、必ず”期待”を抱いているはず。
そうした顧客の期待値やニーズに対して、それを上回っていく商品を常に提供していくことが大切です。
ただ、ブランドは「自分にしかできない約束」じゃないといけません。
ブランドは「顧客の心の中」にあり、その「心の専有率」をどれだけとっていけるかがブランドの強さです。
専有率が高ければ高いほど、他に似たようなサービスが来ても、浮気されません。
逆に、なんか最近このサービスしょぼいなぁ、昔と変わっちゃったなぁと思っている時に、他にいい商品が出ると浮気されて、専有率は下がってしまいます。
ブランドの軸は、自分だけが提供できて、かつ、自分もそれをずっと提供していきたい、極めていきたいものであるべきです。
そして、お客さんがそこに価値を感じてくれて、自分が出すもの出すものが必要な人たちに必要とされていく、
それが自分たちのブランドを作っていくための大枠のプロセスです。
ブランドを創る・ブランドを強くする
ここで、「ブランドを作るためのコアクエスチョン」を紹介し、再びワークとシェアを行っていきました。
あなたは、
- どんな人から(who)
- どんなシチュエーションで(when,where)
- どんな理由で(why)
で必要とされたいですか?
例えば、同じ内装や立地のカフェの店舗だとしても、ブランドに作り方によって、集まるお客さんや選ばれる理由が全く変わってきます。
同じ缶コーヒーでも、ブランドをずらして大ヒットしたのが「モーニングショット」
朝専用という切り口で、自動販売機だけで販売し、大ブレイクしました。
そのように時間帯や用途、販売チャネルなどをずらすとブランドが作りやすくなります。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]誰に、どんなシチュエーションで 、どんな理由で選ばれたいですか?[/say]
この問いはすごく大事なので、何回も何回もやってみることをオススメします。
そして、自分のワンフレーズが仮でできたら、自分の身近な人やお客さんに聞いてみてください。
聞いてみた結果、「まさに、それだよね!」と言われる率が高かったら、そのフレーズはすごく有効。
対して、「わかるけど、ちょっと何か違うんだよなぁ」と言われる率が高かったら、まだまだ改善の余地があるということです。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]自分の本当の価値は自分ではわからないので、必ずフィードバックを受ける習慣を身につけていきましょう![/say]
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]自分は自分一人では絶対に作れなくて、他者との関係性に中にこそ、自分というものが存在します。[/say]
ワークショップでは、さらに「ブランドを強くするコアクエスチョン」を紹介しながら、何名かに発表してもらい、公開コンサル形式で質問を重ね、フィードバックを返していきました。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]実践してアウトプット&シェアしていきたいという方は、私も入っている吉武大ちゃん主催のオンラインサロン『“新しい今”をつくるIMAGINER(イマジニア)』がオススメです![/say]
一生涯ブレない自分のコアを見つけよう!
ブランド力を高めるには、”選ばれる理由”を明確にし、顧客の期待を超え続けることが大事です。
- 自分が選ばれたい理由、そして、実際に選ばれている理由が一致させる
- その価値を自覚して、期待を超え続けるというプロセスを作っていく
それができると、生きていけば生きていくほど、”あなたらしさ”がブランドになっていきます。
なぜなら、自分であればあるほど、ブランドが強化されるようになるからです。
逆に、自分じゃないものを生きようとするとブランディングはズレていってしまいます。
ブランドをしっかり創るためには、人からちゃんとフィードバックをもらい、自分のことを自覚し、
【一生涯ぶれない自分のコア】を見つけていくことが大切です。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]大事なのは、関係性を育んでいくこと![/say]
必要なのは、自分とお客さんが変化し続けることをコミットしていくということ。
お客さんが変わらないのは、自分がコミットできていない、自分が変化できていないということです。
自分とお客さんを一緒に変化させ続けながら、自分らしさをブランドにしていって欲しいと思います。
本来、ブランドを創り上げるにはかなりの時間と根気がいります。
今回はまず、自分の中から出てくる気持ちの部分の話を中心にしました。
私は事業も人生も両方大事にするというのをコアに置いています。
こういう人生を送りたいからこういう事業を創る、というように、人生ありきで事業を考えていきます。
事業を中心にしてしまうと必要以上に大きくし過ぎてしまいます。
そうではなく、人生で得たい成果や結果が先にあって、それを得るための事業設計です。
本当に届けたい人たちと本当に生きていきたい時間の使い方・命の使い方をするために、
「人生設計ありきで事業を設計をしていく」
それを伝えていくのが私がやりたいことであり、やってきたことです。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2019/01/スクリーンショット-2019-01-21-14.50.50.png” name=“吉武大輔” type=”l ” ]どうもありがとうございました![/say]
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]大ちゃん、ありがとうございました![/say]
第二部:自分のファンをつくりコミュニティをつくる方法
後半は私のターンです。
ブランドという軸を作った後に、どうやってファン(仲間)を集めて、コミュニティを作っていくかというところお話したいと思います。
ところで、「ファン」ってなんだと思いますか?
私は、次のように思ってくれる人が「ファン」であると定義しています。
- 「この人が好き」「この人のお勧めするものなら買いたい」
- その人がこれから何をするのか気になる、楽しみ
では、そのような「ファン」をつくるために必要な要素とは何でしょうか?
ファンをつくるために必要なこと
キーワードになるのが、「好き」を超えた「熱中」「偏愛」です。
好きなことに対しては、いくらでも時間を注ぎ込めたり、精度を上げていくことも苦にならなかったりしますよね?
キングコングの西野さんは著書『革命のファンファーレ』で語っているように、これからは「好きなことが仕事になる時代」ではなく、精度をとことん磨いていける「好きなことでしか食えなくなる時代」になると思います。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]とことん熱中・偏愛できることでこそ、あなたは社会とつながるべき![/say]
そして、ファンづくりができる人のタイプは次の2種類に分けることができます。
専門家・・その分野に関して教えられる程のスキルや実績があるプロフェッショナル
キュレーター・・その分野にお金をかけてきて評価や目利きができるプロユーザー
キュレーターは、専門家と言える程の専門性や技術はないけれど、その分野が好きで、そのジャンルに関してオススメや評価、目利きができたりするくらいお金と時間を使ってきた人のことです。
私も、今でこそコミュニティの専門家ですが、昔はコミュニティのキュレーターでした。
3歳から33年間どうやって人と仲良くなれるんだろう、どうやったらその中で人気者になれるんだろう、といろんなコミュニティや集団の中に入って研究と実践を続けてきました。
すると、だんだんコミュニティについて相談されるようになり、専門性がより高まり、実績も増え、
昨年、コミュニティの専門家として出版することができました。
また、ファンを作るに当たって、信用と信頼をの関係を理解しておくことも大切です。
- 信用・・・過去の実績ややってきたこと、具体的なスキル・機能
- 信頼・・・信用された結果、信頼が生まれる
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]過去に対して経験・実績(信用)があることで、未来に対しても任せて頼ってもらえる(信頼)![/say]
ファンのいる人の3つの要素とは?
私はファンのいる人には次の3つの要素があると分析しています。
ファンのいる人の3つの要素
- 発信の「ポジション」が明確である
- 「ゴール」を語っている
- ベクトルを「発信」し続けている
では、順に見ていきましょう!
1.発信の「ポジション」が明確である
ここで言うポジションとは「あなたはどういう立ち場ですか?」ということです。
ファンがいる人は、自分の「ポジション」が明確で、その立ち位置から発信しています。
そして、ファンがいる人の発信には”おもしろさ”があります。
「おもしろい」とは、笑いを取るとかではなく、予想外だったり、新たな発見があることです。
他の人より偏愛度が高く、突き詰めていることがあれば、その人の発信は必然的におもしろくなります。
例えば、「ニュース」「まとめ情報」を事実をそのまま伝えても、あなたの発信にファンはつきません。
大事なのは、世の中のニュースを見た時、私的な事実あった時に、
- どんな感情や意見を持ったのか?
- どういう立場でどう考えるのか?
自分の立場と共に、「好き嫌い」「良い悪い 」「気づき・まとめ」「宣言」などの感情・評価の軸を入れることが大事です。
そうすることで、この人はこういうスタンスの人なんだとはっきり伝わるようになります。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]感情や評価はオリジナルにならざるを得ない[/say]
そうした発信を続けて行くと、ちょっとずつ、その人独自のフィルターのかかり方が受け手にインストールされていって、自分に合った人が集まり、ファンができていきます。
2.「ゴール」を語っている
ファンのいる人には、必ず「ゴール」があり、それを伝えています。
物語の主人公で目的やゴールが曖昧な人はいませんよね?
どこに向かおうとしているのか発信していかないと、人はその人についていきません。
私は、次の3点留めの軸で自分を語るべきだと思っています。
過去・・なぜその仕事をしているのか?その時の感情やきっかけ
現在・・今やっている仕事、今出来ること
未来・・どんな世界を目指しているのか?
多くの人は、名刺交換で「〇〇をやっています」と現在の”点”しか語っていません。
「これをやってます」だけだと、それはあなたの機能面の紹介にしかなりません。
その機能に対して、ニーズがなければ、スッと去っていってしまいます。
そうではなく、その機能を通してどういう未来を目指しているのか、「ゴール」を語るようにしてください。
そうしないとスポット仕事で終わってしまいます。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]過去・現在・未来の3点留めのベクトルで自分を語ろう![/say]
3.ベクトルを「発信」し続けている
20代の時、現在の”点”しか話ていなかった私は、誰とも繋がることができませんでした。
でも、未来のビジョンを話すようになってから、一会社員でしたがいろんな人と繋がることができました。
その際、人に信用してもらうためには、「過去」にどんな体験・経験があって今があるのかを明確に語ることも大事です。
その人の過去から現在までベクトルが見えて初めて、その延長線上に、その人は未来に向かっているだろうなという信用につながります。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]「過去」の信用を与えるような実績やエピソードが、「未来」への期待や信頼を作っていく![/say]
また、発信は1回だけじゃダメで、発信し続けることが大切です。
ここで、「発信レシピ」をつくるワークを行い、それぞれのグループで3点留めで自分の人生をシェアして頂きました。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]このフレームで人の話を聞くと、応援したいなって思いませんか?[/say]
特に「なぜ、今の仕事をやっているのか?」のwhyと感情の部分は人に共感してもらいやすいです。
さらに、未来のについては、I(私が)ではなく、YouやWeが主語になった社会的意義や大義名分が含まれたものであると、応援したいと思ってもらえ、ファンを作りやすいです。
また、人はパズルのピースだと思っています。
- どんな事で人のお役に立てるのか?(どんなピースを持っているのか)
- どんな地図を描こうをしているのか?(そのピースでどんなパズルが完成するのか)
その両方を明確にして発信してこそ、人とつながったり、ファンが作れます。
コミュニティのコンセプトをつくろう!
ブランドを創り、ファンを作り、そして、コミュニティを作ろうと思った時に大事になるのが「コンセプト」です。
コンセプトがないとコミュニティを作る意味がないと私は思っています。
コンセプトを辞書で調べると、次にように書いてあります。
1 .概念。観念。
2.創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。
私はコミュニティのコンセプトを次のように定義しています。
あなたのコミュニティの「存在意義」を表すフレーズ、または文章
そして、具体的には、次のような形で一言にまとめなければコンセプトは伝わりません。
【コミュニティのコンセプトの3要素】
- 「現在の状態(Before)」の人が
- 「コミュニティの活動」を通じて
- 「将来の状態(After)」になれる
人が参加する時、物を買う時は変化を求めています。
なので、コミュニティに参加する人の「変化(Before → After)」を言葉にしないと人は動きません。
また、コミュニティはコミュニティリーダーよりもコンセプトを大事にしないとコミュニティの継続は難しいです。
なぜなら、コンセプトがないコミュニティは、判断基準のない人の集まりになります。
すると、声の大きい人の一声で物事が決まってしまう環境になり、人は離れていきます。
コンセプトを明確にして、それにあった行動や施策は何か、常に擦り合わせていきましょう。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]コミュニティはコンセプトファーストで行こう![/say]
コンセプトづくりにありがちな3つの失敗
最後に、コンセプトづくりにありがちな3つの失敗をご紹介していきます。
リアリティのないターゲット設定をする
コミュニティを立ち上げても、最初は自分の声の届く範囲の人しか入ってくれません。
なので、理想を描きすぎても刺さるかどうかがわからないし、そもそも届きません。
まずは、悩んでる姿がありありと見える人をターゲットにコミュニティを作った方がいいです。
コンセプトを仮でもいいので作ったら、まず3人くらいに話してみてください。
もし、みんなに「いいね!」と言われなかったら、伝わってないか、コケているので調整していきましょう。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]仮説検証ができる相手でスタートする![/say]
既存の商品に合わせてコンセプトを作ってしまう
既に商品があると、どうしてもその商品に合わせてコンセプトを作ってしまいがちです。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]ちゃんとターゲットの課題の解決になっていますか?[/say]
ターゲットが何に困っているかを明確にして、それが解決できるものを0ベースで考えていきましょう。
ターゲットはその悩みのプロなので、すでに解決に向かっていろいろな方法を試して居るはずです。
ターゲットの悩みや課題が分からなければ、その中でも悩んで実際に行動している人に聞いてみてください。
かっこいい言葉を並べてしまう
コンセプトと言われると、なんとなくかっこいい、それっぽい言葉を並べて作ってしまいがちです。
大切なのは「ターゲット」が見てどう思うかです。
そのコンセプトは「ターゲットがどう変われるのか」を表せているかどうかを精査してみてください。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”right ” ]ターゲットのBefore&Afterの変化を言葉にする![/say]
まとめ
年始一発目のセミナーとして、吉武大輔さんとコラボで
『自分らしさをブランド化して、ファンをつくりコミュニティをつくる』
というテーマでお話させて頂きました。
2019年、自分らしさを言葉にして、ブランドを創り、コミュニティを作っていくための
最初を一歩を踏み出すヒントになればと思ってます。
吉武さんのお話をじっくり聞くのはこの時が初めてで、改めて共感する部分が多く、嬉しかったです。
是非、また一緒にコラボの企画をやっていきたいです^^
吉武大輔さんの著書やオンラインサロンも是非チェックしてみてください↓
著書『やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方』
オンラインプラットフォーム『“新しい今”をつくるIMAGINER(イマジニア)』