オンラインサロンの立ち上げステップ#2【人を巻き込めるビジョンをつくる】
オンラインサロンは単に立ち上げて終わりではありません。
買い切り型の商品や回数や期間で契約するコンサルティングサービスとも違います。
期間を決めずに、参加し続けてもらう必要があるものです。
そのためには、ただ価値(利益)を受け取るだけではなく、「このオンラインサロンに参加し続けたい!」と思われるような理由が大切になってきます。
その理由の正体が、今回のステップで設計するビジョンです。
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ステップ2のゴール
・一緒にオンラインサロンをつくるなメンバーを見つける
・ビジョンを聞いた人が、思わずアクションしたくなるビジョンをつくる
そもそもビジョンってなに?
ビジョンとは、一人では達成できない大きな目標のことです。
人から応援され、「一緒にやりたい!」と言われるような社会的に意義あるものでもあります。
オンラインサロンを運営する人も参加者も一緒になって目指す方向性です。
ビジョンによって新たなビジネスや価値の創出、問題解決を行っているメディアフォーラム株式会社の佐々木直彦氏は、ビジョンを以下のように定義しています。
「現状から飛躍しているが、実現を信じることのできる未来像」
『プロデュース能力』
人には、崇高なものに関わりたいという思いがあります。
ビジョンによって、自分のための成果や変化を手にするだけではなく、社会や世の中にも良い影響を与えられるとイメージできるようになります。
ビジョンの特徴
利己的な目標ではない
ビジョンは単なる個人目標とは違います。
たとえば「お金を稼いで、フェラーリを買いたい」という目標はビジョンにはなりません。個人的な目標であって、一緒に目指したいと思われるようなものではないからです。
自分も周りも「目指したい!」
個人目標とは違うからといって、ただ掲げるだけのお題目でもありません。
ビジョンのベースになっているのは、あなたがやりたいことです。
さらに、人の役に立つものです。
「世界平和」や「貧困をなくす」「いじめをなくす」といった立派なお題目を掲げたとしても、心から望んでいるわけではないとしたら惹き付けられる人はいないでしょう。
自分のやりたいこと、目指したいことを出発点としてください。
大きくつくれ!
ビジョンは大きなものを掲げることをオススメします。
もし小さいビジョンを立てたとしたら、集まるのは小さい人になってしまいます。
ビジョン事例
「オンラインサロンを高校に並ぶ選択肢にしたい」
「不登校児の行き場がない状態をなくしたい」
いいビジョンとは
いいビジョンには、周りの人がアクションを起こしてくれます。
たとえば、ビジョンを実現するためのアイディアを出してくれる。人を紹介してくれる。力を貸してくれる。
いいビジョンであるほど、人は自分事として巻き込まれます。だから、具体的なアクションをしてくれるのです。
なぜビジョンが必要なのか?
なぜビジョンが必要なのか。
一言で答えると、人を巻き込むことができるから。
冒頭で書いたように、「参加し続けたい」という欲求を刺激する必要があります。その役割を果たすのはメリットだけではありません。
コミュニティで重要な要素の一つは、所属欲求です。
「この場所に参加したい。参加し続けたい。」
「ここにいる人たちと一緒にいたい」
「ここにいる人の力になりたい」
このような欲求を持ってもらうことで、オンラインサロンに参加し続ける理由が生まれます。
「一緒に目指したい!」と思われるようなビジョンを設定することで、共感してくれた人が自分事として巻き込まれるようになります。
同じビジョンに共感した人同士は、よい場をつくるのに力になってくれます。
つまり、ビジョンがあることで
- 共感した人が巻き込まれる
- ビジョンを達成するための仲間になる
- 所属欲求を満たしやすくなる
といった効果があるのです。
その結果、オンラインサロンに人が集まり、参加し続ける魅力的な場所をつくることができるのです。
ビジョンのつくりかた
1.コンセプトを語れ!
まずは、ビジョンの元になるコンセプトを周囲の人に語りましょう。
話すのは、あなたの身近な人から。例えば、こんな人たちに話してみるのです。
- 信頼できる仲間
- 親友
- ビジネスパートナー
話していくうちに、頭が整理されますし、どんどん話がまとまってきます。
そして、話した時の反応を知ることができます。
いいビジョンであれば、快く賛同してくれるでしょう。
そうでなければ、まだ響くようなビジョンになっていないということです。
身近な人からすら賛同してもらえないのならば、多くの他人の共感を得ることは難しいので、ここはしっかりと響くビジョンをつくりあげましょう。
2.コアなメンバーを3人見つけよ
あなたのビジョンに共感して、一緒にオンラインサロンをやってくれるメンバーを見つけましょう。
そのためには、あなたが一緒に運営をしたいと思える3人に声をかけて、ビジョンを語るのです。
コアなメンバーがそろえば、オンラインサロンの運営について、あなたひとりで考えるよりも、広い視点でみることができます。
ビジョン設計まとめ
ビジョン設計は、オンラインサロンがどれだけ成長するのかが決まる大事なステップです。
「一緒に追いかけたい!」
「今の世の中に必要だから、そのビジョンを実現させたい!」
そんなアツい想いをもった人が集まるよう、ビジョン設計をしっかりと決めて、様々な人を巻き込んでいけるようにしましょうね。
→次のステップはこちら:【オンラインサロンの始め方 3】ゴールまでの階段をつくる
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