一人起業家がオンラインサロンをやるべき3つのメリット
「一人でビジネスを行っているんだけど、オンラインサロンってどうなんだろう?」
「集客からお客さんのフォローまで全て行っているから、さらに時間を使ってまでオンラインサロンをやった方がいいのだろうか?」
オンラインサロンという言葉を耳にするけど、よくわからないのが実情ではないかと思います。
一人起業家の多くは、ビジネスのほとんどを自分一人でやっているので、できることに限界がありますよね。
流行っているからといってなんでもかんでも手を出すわけにはいかない。
とりあえずやってみたけど、結局すぐにやめてしまう、、、なんてことにはしたくありませんよね。
だからこそ、オンラインサロンのメリットについて知っていただきたいと思います。
一人起業家にとってオンラインサロンのメリットを3つのポイントにまとめました。
1.仲間が増える
オンラインサロンの強力なメリットの一つが「仲間が増える」こと。
仲間とは単なるお客さんではありません。
あなたのビジネスやビジョンに共感してくれて応援してくれる人。
さらに、その中からあなたのビジネスを手伝い、一緒にビジネスをするパートナーとなる人も現れるようになります。
いまのビジネスを大きくしたい。
自分のビジョンをさらに広げたい。
一人ですべてを行うことはできません。
仲間がいることで、できることが増え、ビジョンを広げることもできるようになります。
ビジネスパートナーを見つけるのに最高
特にビジネスパートナーとなる人を見つけるのに、オンラインサロンは非常に向いています。
その理由は、
- ビジョンや目的に共感してオンラインサロンに参加してくれている
- 単にお金のためではなく、一緒にビジネスを行ってくれる
- オンラインサロンを通じて、先に関係を築くことができる
- 実際にパートナーとして正式に組む前に、仕事を手伝ってもらったりオンラインサロン内での活動してもらったりすることで、人柄や仕事ぶりを見ることができる
事前に人柄や能力を見極め、さらに同じ目標に向かってビジネスを行ってくれるかを確かめることができる。
信頼できるパートナーを見つけることができるのは、強力なメリットになります。
2.人脈が広がる
ビジネスを行っていればいるほど、人のつながりの重要さを感じずにはいられませんよね。
オンラインサロンは人のつながりをつくるのに向いています。
オンラインサロンの場合、二つのつながりのつくり方があります。
お客さんを増やす。
他の起業家や講師との関係を築く。
まずは、お客さんを増やすという面からお伝えします。
口コミが起こりやすく、シェアされやすい
高単価なサービスを提供している方の場合、メインのサービスってなかなか口コミやシェアされにくいものだと思います。
たとえば集客コンサルタントをしている場合。
お客さんは集客に悩みを抱えているわけですよね。
「集客コンサルタントのコンサルを受けてます」なんてお客さんは書きにくい。
「あの人集客できてないんだな」とか思われたくないですからね、、、
無料や低価格のものであれば、「よかったから紹介します!」とシェアしたり、「あのサロン、オススメだよ!」と口コミしたりしやすくなります。
試しやすい
コンサルティングやコーチングとは違って、月額課金のオンラインサロンは参加者にとって参加しやすいものだと言えます。
価格が安い
オンラインサロンの価格帯は500円~10000円ほどで、多くは3000円~7000円ほど。
一回セミナーや講座に参加するのと変わらないくらいですから、とりあえず入って様子を見て決めることができます。
とにかく入会者を増やしたい場合には、初月無料で募集することもできます。
入退会がかんたん
入退会のハードルは関係があるものです。
特に試しに入会してみようと思った場合には、やめるのが難しそうだと感じると試そうと思わなくなってしまう。
かんたんに退会できるから、とりあえず試してみようかなと入会しやすくなります。
[box class=”box25″]注意ポイント
試しやすいということは、入会時点から退会する可能性が高い人が集まりやすいということでもあります。
そのため、退会されない工夫をオンラインサロンでしっかり行うことや、最初から継続する気のないような人が入りにくい設計をすることもポイントになってきます。
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巻き込む力がつく
オンラインサロンは人が増えるほど、参加者以外の人も巻き込む力が強くなっていきます。
すでに活躍している起業家や本を出しているような講師。イベントスペースの運営者、知識やスキルを持っている人。
さらには、そうした人たちを紹介してくれるハブになってくれる人。
こうした方々と一緒にイベントを行ったり、力を貸してくれたりする力がつきます。
もし100人の会員がいたら
あなたのオンラインサロンに100人の会員がいる場合。
あなたが紹介するサービスや主催するイベントに興味を持って、参加してくれる可能性の高いお客さんが100人いるということ。
すると、起業家や著者を講師として呼んだり、一緒にイベントを行ったりすることができます。
なぜなら、相手の起業家や著者に、集客という価値を提供することになるから。
自分のために100人のお客さんを集めてくれる。
それも新規のお客さんです。
新規顧客の獲得コストは既存顧客の5倍かかると言われています。
あくまで単純計算ですが、新規のお客さん100人を集客できたとしたら、既存のお客さんを500人集客したのと同じだと言えるわけです。
相手の方にとって魅力的な話ですよね。
[box class=”box25″]「1:5の法則」
上記の新規顧客の獲得コストが5倍かかるということを「1:5の法則」と呼ばれています。
参考サイト:1:5の法則|BIZTIPS[/box]
その結果得られるものは、単なる収益ではありません。
これまではただの参加者だった状態から、起業家や著者との信頼関係を築くことができる。
さらに自分だけのネームバリューから相手のネームバリューが加わって、知名度を得るのにも役立つでしょう。
オンラインサロンの本質的なメリットである「人稼ぎ」を行うことができるのです。
3.コンテンツをいろんな形で何度も使える
ワンソースマルチユースという言葉を知っていますか?
ワンソース(one source)は、ひとつの情報、ひとつの元データ、ひとつのコンテンツといった意味にとればいい。source には、ものごとの「元」とか「源」といった意味がある。
それを、さまざまな方法、あるいは方式で使うのが、マルチユース(multi-use)ということだ。
一度つくったコンテンツを様々な形で、繰り返し提供することです。
オンラインサロンに限ったものではありませんが、オンラインサロンでは活用する幅が広がります。
一つのコンテンツからつくる10の活用法
たとえば、毎月一回、会員限定の講座を行う場合を考えてみましょう。
以下のようにコンテンツを利用できます。
1.講座の開催
2.会員限定の動画(音声)配信
3.会員以外に有料で販売
4.書き起こしを作成し、テキスト化する→ブログに載せる
5.書き起こしを作成し、テキスト化する→PDFにする
6.会員募集のための無料オファーとして利用する
7.書き起こしの一部をブログに載せ、募集のための導線にする
8.講座のためのスライド資料を公開する
9.参加者が出したときには事例として紹介
10.参加者の感想をFBやブログに載せる
一人起業家の場合、集客からフォローまで全てをやる必要があり、売上が上がれば上がるほど自分の時間がなくなるケースがよくあります。
オンラインサロンを使うことで、時間の問題を解消できる可能性があります。
まとめ
一人起業家がオンラインサロンに取り組むことは、ビジネスのステージを変えることです。
- 仲間やビジネスパートナーを得る
- 新しいお客さんと出会い、尊敬する起業家や講師との関係を築く
- 生産性を高めて、あなたの時間の価値を高める
3つのメリットによって得られる効果は、単純に売上をアップするのにとどまりません。
いまのあなたではやりたくても手が届かないと思っていることや、いまはまだ想像さえしていないワクワクするような未来を手にするためのたしかな土台となってくれるでしょう。
そのためにも、オンラインサロンを立ち上げることをゴールにするのではなく、優れたコミュニティとして成功させることがポイントです。