「自由な働き方と自分らしいコミュニティを手に入れる」マイクロインフルエンサー講座vol.1
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]こんにちは、株式会社女子マネの中里桃子です。 [/say]
遂にマイクロインフルエンサー講座がスタートしました。
マイクロインフルエンサー講座とは、
「所属」の一歩先を目指し、等身大のコミュニティをつくる場所。
まわりの人が活躍できる場づくりを研究して、
自分らしい働き方、自分らしい在り方を形にしていく場所です。
半年間の連続講座で、会場はプレ講座と同じく、BOOK LAB TOKYOさんで行います。
今回は第1回目ということで、この半年間でやっていく内容や目指すゴール、そして、まずは土台作りの部分をお伝えしていきました。
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<マイクロインフルエンサー連続講座の内容>
第0回目 2018年12月17日(月)プレ講座
「人生100年時代に必要なコミュニティスキルとは」
第1回目 2019年1月21日(月)
「自ら旗を立てて活動するひと、マイクロインフルエンサーになろう」
第2回目 2019年2月18日(月)
「活動コンセプトの作り方、仲間をつくる巻き込み方法」
第3回目 2019年3月18日(月)
「イベント集客とコミュニティの運営方法」
第4回目 2019年4月15日(月)
「コミュニティの仲間とプロジェクトを進める」
第5回目 2019年5月20日(月)
「外部のコミュニティオーナーとコラボする」
第6回目 2019年6月17日(月)
「コミュニティの活動をブランディングに使う」
※お申し込み&詳細はこちら
2019年1月7日で募集を締め切りましたが、
【2019年1月~6月全講座の動画視聴】
会員サイトでの動画視聴コースをご案内しております
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では、第1回目の内容をレポートしていきたいと思います。
第1回「マイクロインフルエンサー講座」
第1回目は次のような内容でお送りしました。
第一部:
- オリエンテーションの結果報告
- 今回の参加者さんはどんな人たちか?
- 起業スタイルの変遷
- 起業・副業=人に選ぶ、選ばれるとは
- 「意味づけ」の大切さ
第二部:質疑応答
前回と同様にオンラインにリアルタイム配信しながら、Sli.do(スライドゥ)というツールを使用し、会場とオンラインで質問を受付けながら進めていきました。
なぜ、オリエンテーションを行ったのか?
今回、この第1回目の講座が始める前に約50人の方と事前にオリエンテーションを行いました。
オリエンテーションを行った理由は次の3つです。
- 参加者の現状把握
- 参加目的の確認
- お一人お一人の参加の「意味づけ」をするため
参加者の方の現状や参加の目的をヒヤリングして、
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]まず自分が〇〇できるようになるためにこういうことから意識していきましょう! [/say]
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]〇〇さんの生徒さんにが〜できるように教えるために聞いていってくださいね [/say]
このように参加者一人一人の目的に紐付いた参加の「意味づけ」をします。
意味づけが曖昧なままだと、
- これを今やってていいのかな?
- 本当に今やる意味があるの?
などと集中できずに心が離れてしまいかねません。
「意味づけ」をすることで、
このカリキュラムの中で、あなたは今ここに集中するのが最適です
という道筋をつけてあげることができ、一人一人がアクティブに参加してくれやすくなります。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]オリエンテーションで、参加者の目的に紐付いた「参加の意味づけ」をしよう! [/say]
マイクロインフルエンサー講座にはどんな方が参加しているのか?
マイクロインフルエンサー講座の参加者の属性はおおよそ次のような割合でした。
会社員 60%
フリーランス 30%
経営者 10%
お勤めしながら何か新しいことをやっていきたいと思っている方が5,6割で、
結構多かったのは、これからコミュニティを立ち上げたいと思っている方でした。
また次のような方もいらっしゃいます。
- サポーターとしてコミュニティに関わりたい方
- 「コレをやりたい」がまだ未定の方
- 講座の先生で生徒さんを多く抱えていて、その生徒さんに影響力を付けさせてあげたいと思っている方
人を巻き込む”自己紹介”のポイント
ここで、各テーブル内でそれぞれ自己紹介をして頂きました。
ここで1冊目の著書『副業・人脈・好きなこと 人生が変わる「オンラインサロン」超活用術』にも書いた自己紹介のポイントをお伝えしました。
多くの人は今、自分が何をしているか、現在の点だけをお話されます。
すると、「今の自分の機能はこれです」という紹介だけで終わってしまいます。
そうではなく、過去にどんなことがあって、現在はこれをやっていて、未来はこうしたい、こんな世の中作りたい、という風に過去・現在・未来の時間軸で自己紹介するのがポイントです。
そうすることで、たとえ今は接点がなかったとしても、「こういうことをやっていきたい人なんだ」と記憶に残り、将来的に絡んでもらいやすくなります。
また、苦手なことや困っていることを自己開示すると、声を掛けてもらいやすくなります。
今回の場合だと、なぜこの講座に参加してどうなりたいか?という部分が軸になると思うので、是非シェアしてみてください。
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]過去・現在・未来の時間軸で自己紹介をしよう! [/say]
講座を自分用にカスタマイズできる参加者の特徴とは?
また、「講座を自分用にカスタマイズする」という視点で参加して欲しいと思っています。
私自身もいろんな勉強会に参加するのですが、それがすごく身になっている人と、与えられた情報をただ知るで終わってしまう人がいます。
それはセミナーや勉強会に「お客さん視点」「主催者視点」で参加してもらうかの違いです。
表にすると次のような違いがあります。
ちょっとしたことなんですが、例えば、
- ちょっと寒いな、暑いなと思ったら、伝えて、自分で空調機械に行く
- 自分が何を聞きたくて来たのか、その目的を主催側に最初の段階で積極的に伝える
- 講師の言ってることわかりづらいと思ったら「こういうことですか」って言い換えて質問する
マイクロインフルエンサー講座で目指すゴール
私は、マイクロインフルエンサーとは次のように定義しています。
マイクロ=目の前の三人に
インフルエンサー=影響を与えて動かせるようになる
主語は自分でも、自分の生徒さんでも、自分が巻き込みたい仕事仲間でもOKです。
マイクロインフルエンサー講座のゴールはこちらです。
自分で旗を立てた企画で
毎回必ず3人のお客様や仲間を集められるようになる
- 経営者さんにとっては、部下や幹部候補の育成
- 会社員にとっては、会社外で自分の仲間を集める初めての方法
- 講師業の方にとっては、自分の生徒さんが成果を出すための鍵になる考え方
- フリーランスの方にとっては 、誰とどんな連携をすればいいのかという仕事の環境づくり
そして、これから6か月かけて身に着けるのは次の内容です。
<マイクロインフルエンサー講座(6ヶ月)でやっていくこと>
- 人格や基本的な仕事スキルの現状を自覚する
「意味づけ」がいかに大切かを理解する - 人格をベースにした周囲への信用を構築する
発信方法を学ぶ - 何をするか?(コンセプト)を語るフォーマットを手に入れる
- 相手のピースと自分の完成図をすり合わせる方法を学ぶ
- サンプルと実例を共有しあう
「意味づけ」がいかに大切かを理解する [/say]
がテーマです。
まずは、その背景となる「個人の自由な働き方」の変化についてお伝えしていきます。
“個人の自由な働き方“=起業の変遷
個人の「自由な働き方」が、次のように2000年以前と現在までで3段階ぐらい変わったという感じています。
2000年以前(インターネット以前)は学歴や権威がお金になった時代に対して、
2000年以降~2015年頃までは、情報自体が高額だった時代でSNS起業や個人のスキルで何か起業塾を作ったり、HPやサイトの制作代行のような仕事で起業してお金稼いでる人が多いなと個人レベルでは感じていました。
2016年以降はオンラインコミュニティ全盛期で、会社員に属しながら 半フリーランスで働いたり、複業をする人も珍しくなくなり、フリーランス同士の連携や企業と個人の連携などもなども増えてきています。
また、それまで高額だった情報の価値が下がり、
- 「誰と繋がりたいか?」「誰と一緒にいたいか?」で選ばれる時代
- コミュニケーション能力とエモさで何でも出来る時代
<2019年以降 連携できるフリーランス・個人の時代>
・大企業も外部専門家(フリーランス)との協業をしている時代
・会社以外の人と人脈をもち連携できる人材を重用
・企業間コラボ(異文化)のうまくできるひとが活躍できる
・複数のコミュニティ(会社や趣味、学びの繋がり)をもつ
起業塾でうまくいく人・うまくいかない人
当たり前の話かもしれませんが、起業塾でうまくいく人は、土台となる「人格」や「仕事の基本的なスキル」がしっかりしています。
起業塾で教えているのは、「ノウハウ」や「表現」の部分だけを教えているところが多いです。
- ノウハウ・・・集客方法やツールの活用法
- 表現・・・流行っている言い回し。煽り文句。
「ノウハウ」や「表現」はいわゆる手段で、時代にあわせてコロコロ変わっていきます。。
いくらそこだけを磨いても、土台がしっかりしていないと上手くいきません。
起業塾に限った話ではなく、影響力を発揮していくためには、土台の「人格」や「仕事の基本的なスキル」を整えて、磨いていくことが大事です。
日常に意味づけを
土台を築いていくためには、”日常に意味づけ”が大切だと思っています。
その人がしている”意味づけ”が現れていると思います。
- 1人目は「これで暮らしを立てているのさ」
- 2人目は「最高の石切りの仕事をしているのさ」
- 3人目は「教会を建てているのさ」
物事の事実は変えられなくても、それにどう反応するかというところに人間の尊厳がある、と言うことを書かれています。
事実をどう意味づけるかによって、自分の人間として在り方が決まる、ということを体感させてくれる本です。
「本」というワンクッションを挟むことにより、話しやすくなり、
みんな何かのお墨付きや拠り所を求めている
- あなたがここにいてくれることでこんな風に助かった
- あなたがこういう風に関わってくれたこと、教えてくれたことで
自分はこんなに変わることができた
影響力を持ちたければ、相手を認め、相手の影響を受けるところから
影響力を持つのに必要なのは、すごい実績を出してマウンティングしたり、上のポジションからものを言う、という話ではなくて「相手のことを認めて相手の影響を受けてあげること」です。
- 教えてもらったことを「これやってみました」と報告する
- 言ってくれたことに対して「すごいうれしかった」「助かりました」とフィードバックする
- 表面上人のいうことは 言葉尻だけ聞くけど 結局行動しない
- 相手のアドバイスは 勝手に自分なりに取捨選択して実行する
- うまくいかないと文句をたれる
- そしてすぐ次のウマイ話に乗っていく
人間はパズルのピースである
<自分はどんなパズルのピースで、どんな絵を完成させたいのか?>
- 自分は何ができて、何ができないのか?【人格と仕事のスキルを整理】
- 自分のピースという“お役目”を果たすことで、どんな絵を完成させたいのか?【ビジョン・目的地を自覚】
- 自分の完成させたい絵が近い人は誰か?【完成させたい絵が近い相手と組む】
<自分がどんなパズルのピースなのかを知るヒント💡>
- 何ができるのか?
- 何ができないのか?
- 何をした時に一番ワクワクするのか?
[say img=”https://salon.joshimane.jp/wp-content/uploads/2018/07/momokonakazato.jpeg” name=“中里桃子” type=”l ” ]自分のピースを自覚して、目指すビジョンを決める! [/say]
このゴール・ビジョンの描き方や擦り合わせの仕方などは、マイクロインフルエンサー講座の後半でお伝えしていく予定です。
質疑応答
第二部は、質疑応答コーナーでした。今回は会場でたくさんの質問が飛び交いました。
Q1.”気付く力”を身につけるためにはどうしたらいいですか?
A.気付く力を高めるのにオススメな方法が2つあります。
1つは、毎日日記を書くことです。それも参考図書があるのでご紹介します。
岡田斗司夫さんの『あなたを天才にするスマートノート』っていう本がすごく私は好きで続けています。
ノートの見開き左側に気付いたことや事実を書いて、右側にそれはつまりどういうことなのかという意味合いや、客観的に抽象化・関連性を考えるようなフォーマットです。
その仕事を楽しんでしている人に聞いてみると、全然自分とは違う動きをしている人の考え方が知れるのでこちらもオススメです。
Q2.このコミュニティには合わないから退会してほしいという方がいた場合、どうやって退会を促していますか?
A.コミュニティのグラウンドルールに対して逸脱があった場合、こういうことを修正して欲しいですっていうのをちゃんと伝えて、修正されなかったら退会してもらうという流れがいいと思います。
Q3.安心・安全な場を作ろうとした結果、最初から入ってきた人たちに身内感が出てしまって、新しく入ってきた人がコミュニティになかなか馴染めません。
A.入ってくる人のタイミングがバラバラだと結構難しいんですが、募集を1回辞めて、新しく入る人を「何期生」という形で同期メンバーにするような募集の仕方をすると、その同期メンバーがフレッシュな気持ちで入って、ヨーイドンでスタートできるので頑張ってもらいやすいと思います。
Q4.稼ぐ系のコミュニティなんですが、もともと稼げてる人もいれば、全然稼げていな人もいて、スタートラインに差があり悩んでいます。
Q5.会と会の間の期間が大事だと考えています。
次回までの課題やこういったことをすればより学びが深まる、ということがありましたら教えいただけますか?
Q6.パズルのピースの話で、例として、中里さんの一番ワクワクすることが聞きたいです。
A.私が一番今ワクワクする時には、人に無茶ぶりをする時です。
次回予告
次回のテーマは「発信力」です。
- こういうビジョンを目指している
- こういう人柄でこういう専門性を持っている
- この人がやる企画なら面白そう
終わりに
この日、1月26日発売の 『人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた』を担当編集者の西原さんに会場にお越し頂きました。
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<マイクロインフルエンサー連続講座の内容>
第0回目 2018年12月17日(月)プレ講座
「人生100年時代に必要なコミュニティスキルとは」
第1回目 2019年1月21日(月)
「自ら旗を立てて活動するひと、マイクロインフルエンサーになろう」
第2回目 2019年2月18日(月)
「活動コンセプトの作り方、仲間をつくる巻き込み方法」
第3回目 2019年3月18日(月)
「イベント集客とコミュニティの運営方法」
第4回目 2019年4月15日(月)
「コミュニティの仲間とプロジェクトを進める」
第5回目 2019年5月20日(月)
「外部のコミュニティオーナーとコラボする」
第6回目 2019年6月17日(月)
「コミュニティの活動をブランディングに使う」
お申し込み&詳細はこちら
2019年1月7日で募集を締め切りましたが、
【2019年1月~6月全講座の動画視聴】
会員サイトでの動画視聴コースをご案内しております
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Photo by Chiaki Hashizume